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«トレーニング(2008.65回目)
P.F.ドラッカー: ドラッカー名著集1 経営者の条件品川駅構内の書店にて衝動買い的に購入。しばらくの間眠らせておいた。「経営者」とあるが、内容的には「現代において価値を生む者」と言う方がピッタリ来ると思う。45年前の本である。AT&T,GMの話など古めかしい部分もある。しかしながら、今まで学んできた組織や人間関係、コーチングなどに関する考え方を集大成した内容となっており、かつ言葉の一つ一つに対する重量感を強く感じた本である。このシリーズは前15冊と言うことなので、俄然読み進めたくなった。今まで翻訳本に対して持っていたイメージを一新することが出来、非常に清々しい気分である。一つ残念なことはつい最近まで健在であられたが、存命時にこの読後感を持ち得なかったことである。ワールドレベル。 (★★★★★)
関 正生: 世界一わかりやすい英文法の授業購入したのはPEGLのビジネスライティングにおいて文法の知識がプアーだと指摘されたのがきっかけであった。文法というと専門用語連発で、「まず日本語を教えて下さい」となるのであるが、この色は非常に薄くなっている一冊であった。ユニークなのは政治・スポーツ・芸術など著名人の台詞を題材にしている点であり、各節が10分程度で理解できるようになっていることだ。これは「インターナライズ」する格好の材料になっており、ぐいぐい引き込まれる日々であった。性質上、一回読んだだけでマスター出来るものではないので、三回読破にチャレンジしたい本である。★4としたのは最後の関係詞の章において文法用語連発で理解度がダウンしたからである。 (★★★★)
スティーブン・R. コヴィー: 7つの習慣―成功には原則があった!ずいぶん前からこの本の存在については認知していた。いつも手帳の側に置いてある本なので、手帳の宣伝本と判断して特に手を出さずにいた。購入後3分の2程度まで読んでしばらく読まずにいたが、この一週間で残りを読了。「自己実現」と「他人に影響を及ぼす」という部分と、家族間のコミュニケーション、家族観のパートが印象的であった。以前から自己啓発系の書籍は何冊か読破しているのでかぶる部分が多かったことにおいて★4つとした。しかしながら成功のスパイラル・原則についての本が初めての方には非常に衝撃的な本であろう。用語が少し難しい向きがあるので少し理解を進めるのに時間が掛かった。今年においては、おそらく最後に成るであろう厚い本を読破。現在ドラッカーの本を並行して読んでいる。来年も読書からいろいろな醍醐味を味わう一年となろう。 (★★★★)
堀場 雅夫: 人の話なんか聞くな!非常に過激な題名の本である。ブックオフにて850円で購入。通常こういう一方的なイメージの本は買うことが無いのであるが、ビジネスブレークスルーでの講話番組の内容が非常に印象的であったため、購入時にはそのイメージは払拭されていたのである。さて、内容についてであるが、価値ある人材となるためのメッセージが2~4ページ程度で数多く語られている構成である。非常に具体的に記述されていて、なおかつ理解しやすいのでどんな行動を起こせば良いのか非常に参考になる内容であった。通常このコラムを書く際には復習のつもりで眺めながら書くのであるが、昨晩食事をした際にお相手さんにプレゼントをしてしまったほどお奨めの本である。なりたい自分になる。自分を常に向上させる。そういう意識を持った人たちの羅針盤になりえる意義深い本である。 (★★★★★)
佐藤 可士和: 佐藤可士和の超整理術ぶっきらぼうそうな風体の帯写真がかねてより気になっていた。アート系のイメージが強かったため、本としてはどうか?という疑問の元に手を出さないでいたが、ふと衝動買い。内容はモノ、情報、思考についての整理方法が実例を通じて書かれている。「超整理術」というタイトルではあるが、一貫して問題解決手法に主眼が置かれているのが非常に印象的である。企業コンサル系の論文と見間違う内容である。加えて企業コンサルが守秘義務のために実績を広く伝えることが不可能である一方、著者は著作権があるせいなのか、作品の写真とエピソードを踏まえて思考過程が実例から描かれているのが非常に価値あるものであると感じた。問題解決スキルの教科書になりえる内容である。ただひとつ、モノの整理についての内容が少しプアであると感じてしまったのが星1つ減と評価。 (★★★★)
大前 研一: サラリーマン「再起動」マニュアル11月に出版された自己啓発系の書籍である。内容としては著者の『週間ポスト』における連載『ビジネス新大陸の歩き方』の総集編に加筆されたものと思ってよい。『大前研一通信』や連載の読者にとっては復習となり、そうでない方々にとっては目から鱗ネタが満載の本である。ちなみに私は前者である。読み進めていくと、「現在の経済的状況や商取引に敏感になり、かつ自己啓発を続けていく人にとっては世の中はなかなか暗くなるものではない。」というニュアンスが読み取れる。運用状況も厳しい昨今、不安感が強い方々には良いカンフル剤になる本であると思う。評価としては復習本として読んだので、星3つとした。 (★★★)
勝間 和代: 読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書)別の本を購入しに出向いた書店にて衝動買いの本。勝間さんの本は中身の濃いものが多いので、一番内容が軽そうなものを選択。読書法についての記述がメインと思いきや、出版業界におけるマーケティング手法が中心の印象であった。こう書くと難しそうな印象であるが、そこは勝間流に解りやすい口語で解説してあるのがミソである。また、書店の店員さんやmixiのコミュニティー会員のインタビューコラムも解りやすくするのに貢献している。私はマーケティングには現状疎いと感じているが、マーケティングに対して興味を持たせるというのが著者の目的の一つであるならばそれは私に関して達成されたものと捉えている。意外性のある一冊。 (★★★★)
赤星 憲広: 逆風を切って走れ―小さな僕にできること著者は言わずとも阪神タイガースの超俊足選手。カミサンが入院した折りに購入した本。野球選手の書く本の多くは経験談、技術論に終始するものであるが、この本は全般的に教育論に力点が置かれていて、非常に新鮮味を持って読み進めることが出来た。野球選手の文体のイメージとして粗野、自慢、子供っぽいところが多く混じるのであるが、彼の文体については謙虚さ、誠実さ、根気、夢といった心のランクが上位のものに感じた。以前テレビでトークを見た時のイメージそのままであった。野球に携わる人もそうでない人もプロとして極限の世界に生きている彼のクールな表現に好感を持たずにいられないであろう。 (★★★★★)
松田 道雄: 定本育児の百科 上 5ヵ月まで (1) (岩波文庫 青 N 111-1)5月頃に同氏の本を読んだ。この本はその時探していたのだが、書店の検索で見つからなかった。先日偶然発見することが出来たので購入。600ページばかりのかなり分厚い本である。構成としては生まれる前、出産直後、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と発育に応じて押さえておくポイントが明記されている。一気に読んでしまっては忘れるので、その時期に応じて実践しながら読み進めるのが良いと思う。いわゆるワークブックはたくさん存在するが、これだけ役に立つワークブックを初めて経験した。 (★★★★★)
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